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高齢者の回想録と家族のオーラルヒストリーのインタビュー要綱

すべての質問を順番どおりに聞き終える必要はありません。毎回ひとつのテーマを選び、ご本人が無理なく話せる時間内に収めてください。答えたくない質問があれば、すぐに飛ばします。

01

家庭と幼少期

  • どこでお生まれになりましたか。当時、ご家族にはどなたがいましたか。
  • ご両親や祖父母はどのようなお仕事をしていましたか。
  • 子どもの頃に住んでいた家、通り、または村はどのような様子でしたか。
  • ご家庭にはどのような祝日行事、先祖供養、家の決まりや習慣がありましたか。
  • 幼少期で最も楽しかったこと、最も大変だったことはそれぞれ何ですか。
02

学業と成長

  • 最初に学校へ通ったのはどこでしたか。どのように学校へ行っていましたか。
  • どの先生または同級生から最も大きな影響を受けましたか。
  • 当時の学習環境や生活条件はどのようなものでしたか。
  • 初めて故郷を離れたのはいつですか。
  • 若い頃、どのような人になりたいと思っていましたか。
03

仕事と時代

  • 最初の仕事はどのように得ましたか。
  • 仕事の中で、どのような重要な変化を経験しましたか。
  • 記憶に残しておきたい師匠、同僚、友人は誰ですか。
  • 時代の変化は家庭生活にどのような影響を与えましたか。
  • 最も誇りに思うこと、または最も悔いが残ることは何ですか。
04

結婚と家庭

  • 伴侶とはどのように知り合いましたか。当時の結婚式はどのようなものでしたか。
  • 家庭を持ってからはどこで暮らし、どのように役割分担をしていましたか。
  • お子さんが生まれた時の忘れられない出来事や細かな記憶はありますか。
  • 家庭が困難に直面した時、どのように一緒に解決しましたか。
  • お子さんに最も理解してほしい経験はどの時期のことですか。
05

移住と家族の手がかり

  • 家族の祖籍や移住の経路は、どのように知りましたか。
  • 古い家譜、字輩、堂号、または先祖の墓に関する情報は残っていますか。
  • その後、連絡が途絶えた親族は誰ですか。
  • 家にある写真、家族の手紙、証明書類は、それぞれ誰から受け継いだものですか。
  • どの話がご本人の実体験で、どの話が年長者から聞いたものですか。
06

家風と人生の気づき

  • ご家庭で最も大切にしてきた人としての原則は何ですか。
  • これまでにした最も重要な選択は何ですか。
  • 後の世代に残してほしい伝統は何ですか。
  • 子どもたちと孫世代に、それぞれ伝えておきたい言葉はありますか。
  • もし人生をもう一度やり直せるとしても、なお貫きたいことは何ですか。

インタビュー前の5つの準備

  1. ご本人から録音、撮影、その後の利用について許可を得て、成果物を誰が見ることができるかを説明します。
  2. 静かで慣れた環境を選び、水と必要な薬を用意します。1回のインタビューは長くなりすぎないようにします。
  3. 代表的な写真を10〜20枚持参し、具体的な場面を手がかりに記憶を引き出します。
  4. 録音機器は同時にローカルバックアップも開始し、冒頭で日付、場所、参加者を読み上げます。
  5. まずは話しやすい話題から入り、心の傷、病気、家庭内の対立について連続して問い詰めないようにします。

整理時に記憶の違いをどう扱うか

オーラルヒストリーが記録するのは個人の記憶であり、すべての細部が客観的事実として扱えるわけではありません。氏名、日付、場所、親族関係は、できるだけ証明書類、古い家譜、写真の説明、または他の実体験者との照合によって確認します。一致しない内容は併記して残し、語り手と取材日を明記できます。

インタビュー担当者による記録サポートが必要ですか。

記録対象者の年齢、所在地、既存資料をお知らせください。録音インタビュー、動画撮影、または先に写真整理を行うのが適しているかを判断します。